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エリア:
- ヨーロッパ > スペイン > サン・セバスチャン
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テーマ:
- 観光地
- / 街中・建物・景色
- / グルメ
美食で有名なスペイン・バスク地方の中でも、トップを走るのはサン・セバスティアン!ピンチョス発祥の地であり、バルの聖地!のん兵衛、食いしん坊なら、死ぬまでに一度は行っておきたい街!
また美食だけでなく、青々とした山に囲まれた風光明媚な景色も魅力のひとつ。昼間は海岸でキレイな景色を眺め、夜はバルを渡り歩く 、のがサン・セバスティアンの正しい楽しみ方。

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◆サン・セバスティアンへの行き方
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ビルバオからバスでアクセスするのが一般的。約1時間ほどで到着します。
本数も多いので、映画祭期間中など特別な時期を除けば、特に予約せずに利用できます。
なお、バスク地方へ行くと、各地名がバスク語表記になっていることが多くなります。
サン・セバスティアンはバスク語で「Donostia(ドノスティア)」。
バスの行き先表示もドノスティアになっているので、サンセバスティアンが見つからない!と慌てずに!
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◆サン・セバスティアンのホテル選び
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高級リゾート地であるサン・セバスティアンの宿泊代金は、他の都市に比べて高め。さらにコンチャ湾から近いほど高く、離れるほど安くなるのが基本。
安く済ませたいという方は海岸から離れたエリアで探しましょう。コンチャ海岸の端から端まで歩いても30分ほど。散歩気分で歩くのを楽しめるなら、どのエリアを選んでも特に大きな不便は感じないはずです(ガイドブックの地図に掲載されている範囲内に限る)。
人気バルが集まるのは旧市街と川を挟んだお隣グロス地区。遅くまで飲み・食べ歩いた後、すぐにホテルへ戻りたい方はそのエリアに宿を取りましょう。
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ホテルへチェックインしたら、まずは山へ登って、上からサン・セバスティアンの概要をつかむのがおすすめ!

コンチャ湾の両端にそびえる山は東にモンテ・ウルグル、西にモンテ・イゲルド。ぜひ両方に登って、景色の違いを楽しみましょう。
東側のモンテ・ウルグルの頂上へは整備された道を上って行きます。

こんな風にいくつものルートがあるので、歩いて登るのならサンタ・マリア教会の脇道から登るのが良さそうです(写真赤丸の場所)。

途中、眼下の海の青さを楽しんだり、小学校から聞こえる子供たちの声に耳を傾けたりしているとあっという間に頂上です。

なんと登山道の入口に小学校があるんです(写真の奥に写る建物)!この景色を毎日見られるなんて、贅沢!

頂上にはモタ城が残り、サン・セバスティアンの歴史を振り返る、簡単な博物館になっています(無料)。大きなキリスト像も!

お城の最上階へ上がれば、反対にそびえるイゲルド山や、コンチャ湾に浮かぶサンタ・クララ島、旧市街の街並みも楽しめます。


西側のモンテ・イゲルドの頂上へは、フニクラと呼ばれるケーブルカーで一気に行ってしまいましょう。

頂上からは、向いのウルグル山とコンチャ湾が一望できます!これぞサン・セバスティアン!という眺め。

ちなみにコンチャ湾のコンチャとは、バスク語およびスペイン語で「貝」という意味。貝殻のように丸い弧を描いた地形に由来します。
頂上には、レトロな雰囲気満載の遊園地が今も現役で、世界一眺めが良いんじゃないか!?という滑り台も!(残念ながら滑り台は営業停止中で挑戦できませんでしたが…)


頂上にはバルもあるので、冷たい生ビールを飲みながらコンチャ湾の絶景を楽しめます。残念ながらウルグル山にはお店ありません。

片道だけケーブルカーを利用し、下りは車道をのんびり歩いて戻ってくることも可能。徒歩20分ほどです。途中トンネルがあるので、そこは家の間にある階段を使ってください。トンネルを歩くのは危険ですので、歩行者向けのこの看板を目印に。

山からの眺めを楽しんだ後は、海からの眺めを楽しんでみましょう!コンチャ湾をぐるりと1週するクルーズ船が出ています。
乗り場は、水族館へ向かう途中の港。旧市街から水族館へ向かって歩いていると、こんなチケット売り場が見えてきます。

船からは、まさに風景に溶け込んだチジーダとオテイサの彫刻作品を眺めることもできます。


海ではスタンドアップパドルサーフィンを楽しむ人や

こんな「浮き島」で休憩する人も。

スペインでビーチと言えば!ひたすら、おしゃべりを楽しみながら海岸線を端から端まで歩き続ける人の多いこと!少し遠目に見ると、ミニチュア人形が動き続けているようで面白いので、ぜひ観察してみてくださいw
サンタ・クララ島にも近づきます。

続いて街をブラブラしてみましょう。
海岸沿いを歩いたり

港で遊ぶちびっこを眺めたり

彫刻を、あーでもこーでもないと言いながら激写してみたり

大聖堂で厳かな気持ちになってみたり

ちょっと目についたバルで一休みしたり(どこのバルに入っても大ハズレなし!)

名門ホテル「マリア・クリスティーナ」を眺めたり

高級リゾートらしい、きれいな街並みを楽しみましょう。

(写真の時間軸が、若干合っていないのはご容赦くださいw)
ちなみに夏のスペインは夜9時でも、まだこの明るさ!夜10時くらいにやっと暗くなります。

街歩きを楽しんだら、お待ちかねのバル巡り〜!
こちらはグロス地区にある人気店「Bergara(ベルガラ)」。

カウンターに並んだピンチョスの在庫が少ないのは、人気店の証!?

気になったピンチョスを指さし注文すればOKなので、言葉が分からなくも問題なし!CDをジャケ買いするように、見た目でビビッときたものをいくつかチョイス。

バスク名産のチャコリ(ワインの一種。微発砲で通常のワインよりアルコール度数が低め)も一緒に。

続いてこちらは旧市街にある老舗「La Vina(ラビーニャ)」。ピンチョスはもちろん、チーズケーキが大人気!

外まで人が溢れる人気店なので、カウンター前も注文待ちのお客さんでいっぱい。ここは焦らず、でもしっかり、テキパキ注文をさばくウエイターさんに視線を送ってアピールしましょう。
噂のチーズケーキはこちら!これで一人分!濃厚だけどサッパリで、ぺろりと食べられます。

そして、チャコリに合う!白ワインとチーズケーキ、相性抜群です。
このチャコリ、シードルと同じように、ボトルを高く掲げて、空気に触れさせながら注ぎます。目の前で注いでくれるので、お見逃しなく!

風光明媚で、ご飯が美味しい、サン・セバスティアン♪ぜひ、夏のバカンスシーズン(6〜9月頃)に訪れてみてくださいね!
また美食だけでなく、青々とした山に囲まれた風光明媚な景色も魅力のひとつ。昼間は海岸でキレイな景色を眺め、夜はバルを渡り歩く 、のがサン・セバスティアンの正しい楽しみ方。

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◆サン・セバスティアンへの行き方
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ビルバオからバスでアクセスするのが一般的。約1時間ほどで到着します。
本数も多いので、映画祭期間中など特別な時期を除けば、特に予約せずに利用できます。
なお、バスク地方へ行くと、各地名がバスク語表記になっていることが多くなります。
サン・セバスティアンはバスク語で「Donostia(ドノスティア)」。
バスの行き先表示もドノスティアになっているので、サンセバスティアンが見つからない!と慌てずに!
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◆サン・セバスティアンのホテル選び
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高級リゾート地であるサン・セバスティアンの宿泊代金は、他の都市に比べて高め。さらにコンチャ湾から近いほど高く、離れるほど安くなるのが基本。
安く済ませたいという方は海岸から離れたエリアで探しましょう。コンチャ海岸の端から端まで歩いても30分ほど。散歩気分で歩くのを楽しめるなら、どのエリアを選んでも特に大きな不便は感じないはずです(ガイドブックの地図に掲載されている範囲内に限る)。
人気バルが集まるのは旧市街と川を挟んだお隣グロス地区。遅くまで飲み・食べ歩いた後、すぐにホテルへ戻りたい方はそのエリアに宿を取りましょう。
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ホテルへチェックインしたら、まずは山へ登って、上からサン・セバスティアンの概要をつかむのがおすすめ!

コンチャ湾の両端にそびえる山は東にモンテ・ウルグル、西にモンテ・イゲルド。ぜひ両方に登って、景色の違いを楽しみましょう。
東側のモンテ・ウルグルの頂上へは整備された道を上って行きます。

こんな風にいくつものルートがあるので、歩いて登るのならサンタ・マリア教会の脇道から登るのが良さそうです(写真赤丸の場所)。

途中、眼下の海の青さを楽しんだり、小学校から聞こえる子供たちの声に耳を傾けたりしているとあっという間に頂上です。

なんと登山道の入口に小学校があるんです(写真の奥に写る建物)!この景色を毎日見られるなんて、贅沢!

頂上にはモタ城が残り、サン・セバスティアンの歴史を振り返る、簡単な博物館になっています(無料)。大きなキリスト像も!

お城の最上階へ上がれば、反対にそびえるイゲルド山や、コンチャ湾に浮かぶサンタ・クララ島、旧市街の街並みも楽しめます。


西側のモンテ・イゲルドの頂上へは、フニクラと呼ばれるケーブルカーで一気に行ってしまいましょう。

頂上からは、向いのウルグル山とコンチャ湾が一望できます!これぞサン・セバスティアン!という眺め。

ちなみにコンチャ湾のコンチャとは、バスク語およびスペイン語で「貝」という意味。貝殻のように丸い弧を描いた地形に由来します。
頂上には、レトロな雰囲気満載の遊園地が今も現役で、世界一眺めが良いんじゃないか!?という滑り台も!(残念ながら滑り台は営業停止中で挑戦できませんでしたが…)


頂上にはバルもあるので、冷たい生ビールを飲みながらコンチャ湾の絶景を楽しめます。残念ながらウルグル山にはお店ありません。

片道だけケーブルカーを利用し、下りは車道をのんびり歩いて戻ってくることも可能。徒歩20分ほどです。途中トンネルがあるので、そこは家の間にある階段を使ってください。トンネルを歩くのは危険ですので、歩行者向けのこの看板を目印に。

山からの眺めを楽しんだ後は、海からの眺めを楽しんでみましょう!コンチャ湾をぐるりと1週するクルーズ船が出ています。
乗り場は、水族館へ向かう途中の港。旧市街から水族館へ向かって歩いていると、こんなチケット売り場が見えてきます。

船からは、まさに風景に溶け込んだチジーダとオテイサの彫刻作品を眺めることもできます。


海ではスタンドアップパドルサーフィンを楽しむ人や

こんな「浮き島」で休憩する人も。

スペインでビーチと言えば!ひたすら、おしゃべりを楽しみながら海岸線を端から端まで歩き続ける人の多いこと!少し遠目に見ると、ミニチュア人形が動き続けているようで面白いので、ぜひ観察してみてくださいw
サンタ・クララ島にも近づきます。

続いて街をブラブラしてみましょう。
海岸沿いを歩いたり

港で遊ぶちびっこを眺めたり

彫刻を、あーでもこーでもないと言いながら激写してみたり

大聖堂で厳かな気持ちになってみたり

ちょっと目についたバルで一休みしたり(どこのバルに入っても大ハズレなし!)

名門ホテル「マリア・クリスティーナ」を眺めたり

高級リゾートらしい、きれいな街並みを楽しみましょう。

(写真の時間軸が、若干合っていないのはご容赦くださいw)
ちなみに夏のスペインは夜9時でも、まだこの明るさ!夜10時くらいにやっと暗くなります。

街歩きを楽しんだら、お待ちかねのバル巡り〜!
こちらはグロス地区にある人気店「Bergara(ベルガラ)」。

カウンターに並んだピンチョスの在庫が少ないのは、人気店の証!?

気になったピンチョスを指さし注文すればOKなので、言葉が分からなくも問題なし!CDをジャケ買いするように、見た目でビビッときたものをいくつかチョイス。

バスク名産のチャコリ(ワインの一種。微発砲で通常のワインよりアルコール度数が低め)も一緒に。

続いてこちらは旧市街にある老舗「La Vina(ラビーニャ)」。ピンチョスはもちろん、チーズケーキが大人気!

外まで人が溢れる人気店なので、カウンター前も注文待ちのお客さんでいっぱい。ここは焦らず、でもしっかり、テキパキ注文をさばくウエイターさんに視線を送ってアピールしましょう。
噂のチーズケーキはこちら!これで一人分!濃厚だけどサッパリで、ぺろりと食べられます。

そして、チャコリに合う!白ワインとチーズケーキ、相性抜群です。
このチャコリ、シードルと同じように、ボトルを高く掲げて、空気に触れさせながら注ぎます。目の前で注いでくれるので、お見逃しなく!

風光明媚で、ご飯が美味しい、サン・セバスティアン♪ぜひ、夏のバカンスシーズン(6〜9月頃)に訪れてみてくださいね!


