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エリア:
- 関東 > 東京 > 上野・錦糸町
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テーマ:
- 街中・建物・景色
- / 世界遺産
- / 歴史・文化・芸術
東京都内で初めてのユネスコ世界遺産に登録された、上野にある「国立西洋美術館」。
ごくごくシンプルな四角い外観の建物だけど?ル・コルビュジエの建築は、なぜ?何がそんなにスゴイのか!?この目で確かめるべく、上野まで行って参りました。



事前リサーチによると、どうやらキーワードは「無限成長美術館」と「モデュロール」の2つ。
ざっくり説明すると、
ーーーーーーーーーーーーーー
無限成長美術館とは?展示作品の増加に伴って、展示室を追加していくことのできる美術館のこと。
モデュロールとは?ル・コルビュジエが考案した寸法ルール。建物の全ての寸法は、このサイズをもとに決められているそう。
ーーーーーーーーーーーーーー
です。
こんな超ライトな知識をもとに見学してきましたが、芸術、建築の素人であるトラベルコちゃんでもとっても楽しめました!
ど素人による、ど素人のための、国立西洋美術館の建築としての見どころポイントをお伝えします!
ポイント1:経路に沿って歩くだけ!鑑賞しやすく、見逃しがない、螺旋状の館内!
美術館を訪れた際、「展示室が多すぎて、次にどれを見たら良いのか迷う!大事な作品を見逃していないか心配!」なんて困ったことはありませんか!?万が一、代表作を見逃していたときには・・・後悔してもしきれません!
でも、ご安心ください!ル・コルビュジエが設計した国立西洋美術館なら、その心配はいりません。
入口から螺旋状に配置された展示室は一方通行。「経路」の案内に沿って順に進んでいくだけで、美術館が誇る傑作の数々を自然に全て見逃すことなく見て回ることができるという、安心設計!

ポイント2:様々な角度から、作品、館内風景を味わえる!
多くの円柱で支えられている国立西洋美術館の館内には、空間を遮る、各部屋を区切る「壁」がほとんどありません。
全ての空間が繋がっているので、振り返ると、ついさっき通り過ぎた作品が目に入り、また違う表情を見せてくれます。


同じフロアはもちろん、上下フロアの間にも仕切りが少ないのもポイント!
さっき登ってきたスロープも、上から見るとまた違った印象。

2階展示室にあるバルコニーからは、1階展示室を見通すことができます。
バルコニーの上から、

バルコニーの下から、

自分だけのベストアングルを探してみましょう!
ポイント3:ずっといても飽きない、変化に富んだ風景!
小さな階段で繋がった、中3階の展示スペース。

高低差のある天井。

明るい光が差し込むガラス張りの部屋や大きな窓ガラス。


シンプルな中に散りばめられたアクセントの数々に、建築素人でも魅了されること間違いなし!作品鑑賞とともに、次々と現れるル・コルビュジエのアイデアの結晶をお見逃しなく。
ポイント4:規格化された美しさ!
モデュロールを体感するには、美術館の外へ。
美術館入口にある開放的な空間「ピロティ」を支える柱と柱の間隔や


前庭のタイル、

外壁は、

全てモデュロールに則って決められたサイズの長方形が整然と並んでいます。
名建築というと、奇想天外な形をした奇抜なものをイメージしがちですが、ルールの美、も良いものですね。
以上、建物に焦点を当てて、国立西洋美術館の魅力をご紹介しました。
上野駅公園口の目の前、徒歩1分もかからないアクセスの良さも魅力の国立西洋美術館。入館料は驚きの430円(常設展のみ)!
ル・コルビュジエによる建築はもちろん、館内にならぶ傑作も一緒に味わって、眠る感性に火を付けましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
番外編
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建築以外に、絵画や家具デザインにも才能を発揮したル・コルビュジエ。展示室を出た後のロビーには、彼がデザインした椅子が置かれいます。
自由に座ることができるので、ぜひその座り心地を味わってみてくださいね!

上野駅構内や上野公園内にも、世界遺産登録をお祝いする飾りやのぼりがありました!


上野と言えば、パンダ!上野駅構内にはパンダグッズがわんさか♪
トラベルコちゃんは、パンダ型のデニッシュをゲットしましたよ〜。
ごくごくシンプルな四角い外観の建物だけど?ル・コルビュジエの建築は、なぜ?何がそんなにスゴイのか!?この目で確かめるべく、上野まで行って参りました。



事前リサーチによると、どうやらキーワードは「無限成長美術館」と「モデュロール」の2つ。
ざっくり説明すると、
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無限成長美術館とは?展示作品の増加に伴って、展示室を追加していくことのできる美術館のこと。
モデュロールとは?ル・コルビュジエが考案した寸法ルール。建物の全ての寸法は、このサイズをもとに決められているそう。
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です。
こんな超ライトな知識をもとに見学してきましたが、芸術、建築の素人であるトラベルコちゃんでもとっても楽しめました!
ど素人による、ど素人のための、国立西洋美術館の建築としての見どころポイントをお伝えします!
ポイント1:経路に沿って歩くだけ!鑑賞しやすく、見逃しがない、螺旋状の館内!
美術館を訪れた際、「展示室が多すぎて、次にどれを見たら良いのか迷う!大事な作品を見逃していないか心配!」なんて困ったことはありませんか!?万が一、代表作を見逃していたときには・・・後悔してもしきれません!
でも、ご安心ください!ル・コルビュジエが設計した国立西洋美術館なら、その心配はいりません。
入口から螺旋状に配置された展示室は一方通行。「経路」の案内に沿って順に進んでいくだけで、美術館が誇る傑作の数々を自然に全て見逃すことなく見て回ることができるという、安心設計!

ポイント2:様々な角度から、作品、館内風景を味わえる!
多くの円柱で支えられている国立西洋美術館の館内には、空間を遮る、各部屋を区切る「壁」がほとんどありません。
全ての空間が繋がっているので、振り返ると、ついさっき通り過ぎた作品が目に入り、また違う表情を見せてくれます。


同じフロアはもちろん、上下フロアの間にも仕切りが少ないのもポイント!
さっき登ってきたスロープも、上から見るとまた違った印象。

2階展示室にあるバルコニーからは、1階展示室を見通すことができます。
バルコニーの上から、

バルコニーの下から、

自分だけのベストアングルを探してみましょう!
ポイント3:ずっといても飽きない、変化に富んだ風景!
小さな階段で繋がった、中3階の展示スペース。

高低差のある天井。

明るい光が差し込むガラス張りの部屋や大きな窓ガラス。


シンプルな中に散りばめられたアクセントの数々に、建築素人でも魅了されること間違いなし!作品鑑賞とともに、次々と現れるル・コルビュジエのアイデアの結晶をお見逃しなく。
ポイント4:規格化された美しさ!
モデュロールを体感するには、美術館の外へ。
美術館入口にある開放的な空間「ピロティ」を支える柱と柱の間隔や


前庭のタイル、

外壁は、

全てモデュロールに則って決められたサイズの長方形が整然と並んでいます。
名建築というと、奇想天外な形をした奇抜なものをイメージしがちですが、ルールの美、も良いものですね。
以上、建物に焦点を当てて、国立西洋美術館の魅力をご紹介しました。
上野駅公園口の目の前、徒歩1分もかからないアクセスの良さも魅力の国立西洋美術館。入館料は驚きの430円(常設展のみ)!
ル・コルビュジエによる建築はもちろん、館内にならぶ傑作も一緒に味わって、眠る感性に火を付けましょう。
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番外編
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建築以外に、絵画や家具デザインにも才能を発揮したル・コルビュジエ。展示室を出た後のロビーには、彼がデザインした椅子が置かれいます。
自由に座ることができるので、ぜひその座り心地を味わってみてくださいね!

上野駅構内や上野公園内にも、世界遺産登録をお祝いする飾りやのぼりがありました!


上野と言えば、パンダ!上野駅構内にはパンダグッズがわんさか♪
トラベルコちゃんは、パンダ型のデニッシュをゲットしましたよ〜。
