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- 【ドバイ】アラビアン・スイーツ大集合!お菓子を食べながらアラビック・コーヒーのお作法を学び、大好評のお土産も購入♪
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エリア:
- 中近東>アラブ首長国連邦>ドバイ
- テーマ:買物・土産 グルメ
- 投稿日:2014/05/02 18:03
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とっても伝統的な中東料理をいくつか食べた後に訪れたのは、びっくりするほど
きれいなスイーツの専門店へ。
▼「Al Samadi Sweets(アル・サマディ・スイーツ)」
▼フードツアーのガイド、アヴラがお菓子についていろいろ説明をしてくれます。
▼これはナテフ(natef)というメレンゲのようなクリームで、カラビジ(karabij)
というクッキーにつけて食べます。格子模様に飾ってある抹茶色の粉は、
ピスタチオを細かく砕いたもの。アーモンドやカシューナッツなどもたっぷり。
このお店は特にそうなのですが、ドバイは本当に商品の並べ方や飾り付けが凝っていて
きれいなところが多く、見ているだけでもすごく楽しくなります♪
▼ナッツたっぷりのパイ菓子や、ちょっとカステラみたいな感じのお菓子も。
奥のカステラっぽく見えるお菓子は、バスブーサ(basbousa)または
ナムーラ(namoura)と呼ばれる中東や地中海沿岸地域でよく見られるケーキで、
セモリナ粉とバターで焼いたスポンジにシロップを染み込ませナッツを飾ったケーキ
だと思います。
▼ペストリー類もあります。ドバイの人はペストリー生地が好きなようで、
パイ菓子やクロワッサンやデニッシュの種類がほんとうに豊富。
▼たっぷりのナッツをパイ生地でくるんだお菓子。使っているナッツの種類別に
きれいにトレイに並べてあります。
▼これはボルマまたはブルマ(borma, burma)と呼ばれるお菓子で、細い麺を生地にして
シロップで甘く味付けをして、ナッツを巻いたもの。
これはピスタチオですが、他に松の実やカシューナッツなどもよく使われるようで、
Al Samadi Sweetsのメニューにはピスタチオと松の実のボルマがありました。
生地になっている細麺は、前のブログでご紹介した「クナーファ」というお菓子に
使われているものと同じで、生地自体もクナーファという名前です。
▼ショーケースの中にもいろいろな種類のクッキーがぎっしり!
▼お待ちかねの試食タイム♪ピスタチオたっぷりのブカジ(またはブカジュ、bukaj)という
お菓子。アラビア語で「包み」という意味だそうで、名前の通りパイ生地でナッツ類を
巾着袋のように包んでいます。かなり甘いのですが、パイのサクッと感、ナッツの
ザクザク感の2つの違う食感のおかげで、甘すぎにならずおいしく食べられます。
ブカジは、バクラワ(またはバクラヴァ、baklava)というお菓子と素材はまったく同じ、
形だけ違うバージョンで、バクラワの場合は生地でナッツを挟んで焼き上げ、
カットしてあります。バクラワを基本形に、形違いで名前が変わるお菓子は他にも
いくつもあるようです。形が結構重要なんですね。
▼カラビジ(karabij)というクッキーにナテフ(natef)をつけていただきます。
カラビジは、パスタにも使われるデュラム小麦を粗く挽いたセモリナ粉を生地に使い、
中にピスタチオをたっぷり詰めて俵型というか太くて短いソーセージみたいな形に
整えています。
ナテフはメレンゲのような非常にキメが細かくふわっと軽いクリームなのですが、卵ではなく、
ソープワート(soapwort、日本名シャボンソウ)というハーブの一種を原料としています。
このハーブを煮出した液にシロップとローズウォーターなどを混ぜて泡立てると
こんなふわっふわのメレンゲ状になるのだそうです。
シャボンソウとは言っても、石鹸が入っているわけではないのでご心配なく♪
▼カットしたどら焼きのように見えるのは、マームール(ma'amoul)というお菓子で、
中に挟んであるのはもちろんあんこではなく、デーツ(ナツメヤシ)のペーストです。
マームールはデーツ以外にもくるみやピスタチオなどいろいろなものを詰めるようですが、
ガイドのアヴラが書いてくれたメニューで「Ma'amoul Maadh」となっていたので、
これがデーツペーストを入れたものを指すのだと思います。アラビック・コーヒーと
一緒にいただきました。
アラビック・コーヒーは、現地ではガフワ(gahwa)と呼ばれています。
qahwaと書いてカフワと読むことの方が多いようですが、このブログではガイドのアヴラが
書いてくれた綴りを採用しています。
味は日本のものとはかなり違います。豆の炒りが浅く、カルダモンなどのスパイスと一緒に
煮出して作るので、スパイスの香りが非常に強く、人によっては苦手かもしれません。
お砂糖やミルクなどは入れず、そのままいただきます。カップはおちょこやぐい呑み程度の
大きさですし、なみなみとは注がず、少ししかいれないので、味見と思って
ぜひ一度試してみてください。
▼アラビック・コーヒーは注ぎ方にもお作法があって、ポットは左手で、持ち手を握る
のではなく、写真のように持ち手に手を通すのが正式なのだそう。
カップは注ぐときも、注いでもらったコーヒーを受け取るときにも、必ず右手で。←重要!
このときは写真を撮るためにテーブルの上に置きましたが、本来は受け取ったカップは
そのまま数口以内で飲み切るのが正しいマナーのようです。カップはテーブルに置かないので
もういらないというときには返すのですが、そのまま返すとお代わりを注いでくれるため、
お代わり不要の場合にはカップを左右に揺らして返せばOKです。
私は変わった味だなぁ〜と思いつつ、食べていたスイーツにはぴったりだったのでお代わりいただきました(・∀・)
私も含め、フードツアー参加者数名がここでお土産を購入しました。
プラスチックの箱をサイズ確認のために見せてもらい、指さしで数種類のお菓子を選んで
詰めてもらって、計量してからお会計という流れなので、買い物は難しくありません。
私はだいたい500gくらい入る箱に4種類くらい詰めてもらって、1,600円程度だったと
思います。お土産はとっても好評だったので、何かドバイらしいもの、中東らしいものを
お土産に買って帰りたい!という方にはとってもとってもおすすめです♪
==================================================================
Al Samadi Sweets
(アル・サマディ・スイーツ)
●所在地:Murraqabat Street, Deira, Dubai, United Arab Emirates
(Google Mapで見る)
●電話番号:+971(0)4 2697717
●営業時間:毎日 07:00〜24:00
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スイーツを食べたからといって、デザートで終了ってわけではありません!
お次はシリアのアイスクリームを食べに行きまーす!
きれいなスイーツの専門店へ。
▼「Al Samadi Sweets(アル・サマディ・スイーツ)」
▼フードツアーのガイド、アヴラがお菓子についていろいろ説明をしてくれます。
▼これはナテフ(natef)というメレンゲのようなクリームで、カラビジ(karabij)
というクッキーにつけて食べます。格子模様に飾ってある抹茶色の粉は、
ピスタチオを細かく砕いたもの。アーモンドやカシューナッツなどもたっぷり。
このお店は特にそうなのですが、ドバイは本当に商品の並べ方や飾り付けが凝っていて
きれいなところが多く、見ているだけでもすごく楽しくなります♪
▼ナッツたっぷりのパイ菓子や、ちょっとカステラみたいな感じのお菓子も。
奥のカステラっぽく見えるお菓子は、バスブーサ(basbousa)または
ナムーラ(namoura)と呼ばれる中東や地中海沿岸地域でよく見られるケーキで、
セモリナ粉とバターで焼いたスポンジにシロップを染み込ませナッツを飾ったケーキ
だと思います。
▼ペストリー類もあります。ドバイの人はペストリー生地が好きなようで、
パイ菓子やクロワッサンやデニッシュの種類がほんとうに豊富。
▼たっぷりのナッツをパイ生地でくるんだお菓子。使っているナッツの種類別に
きれいにトレイに並べてあります。
▼これはボルマまたはブルマ(borma, burma)と呼ばれるお菓子で、細い麺を生地にして
シロップで甘く味付けをして、ナッツを巻いたもの。
これはピスタチオですが、他に松の実やカシューナッツなどもよく使われるようで、
Al Samadi Sweetsのメニューにはピスタチオと松の実のボルマがありました。
生地になっている細麺は、前のブログでご紹介した「クナーファ」というお菓子に
使われているものと同じで、生地自体もクナーファという名前です。
▼ショーケースの中にもいろいろな種類のクッキーがぎっしり!
▼お待ちかねの試食タイム♪ピスタチオたっぷりのブカジ(またはブカジュ、bukaj)という
お菓子。アラビア語で「包み」という意味だそうで、名前の通りパイ生地でナッツ類を
巾着袋のように包んでいます。かなり甘いのですが、パイのサクッと感、ナッツの
ザクザク感の2つの違う食感のおかげで、甘すぎにならずおいしく食べられます。
ブカジは、バクラワ(またはバクラヴァ、baklava)というお菓子と素材はまったく同じ、
形だけ違うバージョンで、バクラワの場合は生地でナッツを挟んで焼き上げ、
カットしてあります。バクラワを基本形に、形違いで名前が変わるお菓子は他にも
いくつもあるようです。形が結構重要なんですね。
▼カラビジ(karabij)というクッキーにナテフ(natef)をつけていただきます。
カラビジは、パスタにも使われるデュラム小麦を粗く挽いたセモリナ粉を生地に使い、
中にピスタチオをたっぷり詰めて俵型というか太くて短いソーセージみたいな形に
整えています。
ナテフはメレンゲのような非常にキメが細かくふわっと軽いクリームなのですが、卵ではなく、
ソープワート(soapwort、日本名シャボンソウ)というハーブの一種を原料としています。
このハーブを煮出した液にシロップとローズウォーターなどを混ぜて泡立てると
こんなふわっふわのメレンゲ状になるのだそうです。
シャボンソウとは言っても、石鹸が入っているわけではないのでご心配なく♪
▼カットしたどら焼きのように見えるのは、マームール(ma'amoul)というお菓子で、
中に挟んであるのはもちろんあんこではなく、デーツ(ナツメヤシ)のペーストです。
マームールはデーツ以外にもくるみやピスタチオなどいろいろなものを詰めるようですが、
ガイドのアヴラが書いてくれたメニューで「Ma'amoul Maadh」となっていたので、
これがデーツペーストを入れたものを指すのだと思います。アラビック・コーヒーと
一緒にいただきました。
アラビック・コーヒーは、現地ではガフワ(gahwa)と呼ばれています。
qahwaと書いてカフワと読むことの方が多いようですが、このブログではガイドのアヴラが
書いてくれた綴りを採用しています。
味は日本のものとはかなり違います。豆の炒りが浅く、カルダモンなどのスパイスと一緒に
煮出して作るので、スパイスの香りが非常に強く、人によっては苦手かもしれません。
お砂糖やミルクなどは入れず、そのままいただきます。カップはおちょこやぐい呑み程度の
大きさですし、なみなみとは注がず、少ししかいれないので、味見と思って
ぜひ一度試してみてください。
▼アラビック・コーヒーは注ぎ方にもお作法があって、ポットは左手で、持ち手を握る
のではなく、写真のように持ち手に手を通すのが正式なのだそう。
カップは注ぐときも、注いでもらったコーヒーを受け取るときにも、必ず右手で。←重要!
このときは写真を撮るためにテーブルの上に置きましたが、本来は受け取ったカップは
そのまま数口以内で飲み切るのが正しいマナーのようです。カップはテーブルに置かないので
もういらないというときには返すのですが、そのまま返すとお代わりを注いでくれるため、
お代わり不要の場合にはカップを左右に揺らして返せばOKです。
私は変わった味だなぁ〜と思いつつ、食べていたスイーツにはぴったりだったのでお代わりいただきました(・∀・)
私も含め、フードツアー参加者数名がここでお土産を購入しました。
プラスチックの箱をサイズ確認のために見せてもらい、指さしで数種類のお菓子を選んで
詰めてもらって、計量してからお会計という流れなので、買い物は難しくありません。
私はだいたい500gくらい入る箱に4種類くらい詰めてもらって、1,600円程度だったと
思います。お土産はとっても好評だったので、何かドバイらしいもの、中東らしいものを
お土産に買って帰りたい!という方にはとってもとってもおすすめです♪
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Al Samadi Sweets
(アル・サマディ・スイーツ)
●所在地:Murraqabat Street, Deira, Dubai, United Arab Emirates
(Google Mapで見る)
●電話番号:+971(0)4 2697717
●営業時間:毎日 07:00〜24:00
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スイーツを食べたからといって、デザートで終了ってわけではありません!
お次はシリアのアイスクリームを食べに行きまーす!
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